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日々の記録と散文。
晴れ。台風が去ってから心なしか風が冷たくなったみたい。
秋的な心構えし始めてたり。
フリオ リャマサーレスの「無声映画のシーン 」読了。
ヒサビサに1話1話を時間かけて丁寧に読み進めた。
作者の幼少の記憶を軸として、繰り返される記憶の考察。
スペインの山奥の炭鉱の町の暮らしや人々の記憶を読みながら、
同時に自分自身の古い様々な記憶を思い浮かべながら。
曖昧な記憶やはっきりした場面だけを切り取った記憶とか…。
そこにはどうしても家族の記憶をいろいろ思い出し、
今の自分だから考えれる親の心境に思いを巡らしたり。
それはいずれ自分にも繋がってゆくものなんだな、とか考えたり。
フリオリャマサーレスの文体は相変わらず
時間を止めるような静かな白黒のトーンでありつつどこか温かく、
読んでいて心の特別な場所を浮遊するものであり居心地がよかった。
2012.09.20 | | Comments(0) | Trackback(0) | 未分類
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Author:lem
タナカゴロウと申します。lem名義で緩くトロニカよりな音楽などを作ったりしています。福岡在住。
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